8月17日(木)、講師に伊賀市外国人児童生徒日本語指導コーディネーターの船見和秀先生をお迎えし、研修講座「外国人児童生徒教育②」を実施しました。初めに、初級レベルの日本語(日常会話ができるレベル)で話す時のポイントとして「は:はっきり言う」「さ:最後まで言う」「み:短く言う」の「はさみ」の法則が大切であることを学びました。その後、日常会話や学校での授業・生活において、普段何気なく使っている日本語の表現や言葉について着目し、どの言葉が外国につながる子どもにとって難しいのか、やさしい日本語に置き換えるとしたらどんな言葉が適切かについて考えました。船見先生からは、場面ごとに言葉の意味を確認すること、具体物とともに短い言葉で具体的に伝えることが大切であることを学びました。日頃から「やさしい日本語」を心がけることは、外国につながる子どものみならずすべての子どもたちにも理解支援につながることから改めて日々の授業について振り返る機会となりました。