8月22日(火)に研修講座「人権・同和教育基礎講座②」を実施しました。講義の前半は、伊賀市教育委員会の村田指導主事より「教科書無償化の取組から学ぶ」と題してご講義いただきました。教科書無償化になるまでの人々のくらし、部落差別の現実から運動が始まり、教科書無償制度が実現するまでの取組について学びました。
講義の後半は、百地指導主事より「統一応募用紙の精神に立ち返って」と題してご講義いただきました。「なぜ、統一応募用紙が作られたのか」そこには生徒の思いや悩みに気づくことなく平気で書かせてきた教師の悔恨の思いから運動が始まり、統一応募用紙の制定へとつながったことを学びました。これらの話から不適切事例に潜む差別性に気づき、その差別を解消する取組の歴史や意義を学ぶことの大切さを改めて感じることができました。