8月23日(金)に研修講座「人権・同和教育基本講座②」を実施しました。講義の前半は、伊賀市教育委員会の百地指導主事より「統一応募用紙の精神に立ち返って」と題してご講義いただきました。統一応募用紙制定に向けた取組の話から「目の前の子どもの姿から出発すること」「おかしいと思うことに声をあげていくこと」「なかまと一緒に取り組むこと」の大切さを学びました。
講義の後半は、芦田指導主事より「隣保館・教育集会所の役割について」「学級経営の核とする児童生徒について」と題してご講義いただきました。隣保館・教育集会所は、差別をなくしたいという強い願いのもと建てられた施設であり、差別をなくす拠点であることや地区学習会のねらいについて学びました。
また、学級経営の核とする児童生徒は、社会に課題を背負わされている子、いわゆる教育的に不利な環境のもとにある子であり、子どもたちを見る際には学校だけの姿だけでなく生活背景を掴むことやどういった展望をもたせて必要な力をつけていくかを考える必要があることを学びました。