6月28日(金)の5・6限目に第1回南中のつどいと行いました。今回は講師として、公益財団法人反差別・人権研究所みえ常務理事兼事務局長である松村元樹さんをお招きし、「無関心でいられても無関係ではいられない人権問題」と題し、ご講演いただきました。
松村さんからは
〇何気ない言動が、知らず知らずのうちに人を傷つけたり、人の権利を侵害したりする可能性があること。
〇平等の考え方は、生まれ持った条件の差をなくし、みんなが同じ結果になること。
〇自分が標準と思いやすく、自分から学ばない限り、マジョリティ特権を持っているという自覚を持てないこと。
〇マジョリティー側が行動して、変わっていかなければならないこと。
などを教えていただきました。
生徒からは
〇自分が普通と思ってしまって、マイノリティ側のことを考えられなくなってしまっていることに気が付きました。
〇「差別がどうしたなくなるのか」を自分自身で考えたり、友達と考えたり、授業でも考えていきたいと思います。
〇自分自身が動くことで、平等な結果が生まれるのだと思いました。
などの感想がありました。
放課後には、ヒューマンライツ in 南を開催しました。1年生9名、2年生2名、3年生6名の計17名が参加し、南中の集いの感想交流を行いました。学年を越えて行うことで、様々な意見に出会うことができ、より自分の考えが深まったようです。
今回は、PTA研修部による第1回人権講演会とも兼ねての開催でした。ご参加いただいた保護者の方々、ありがとうございました。またご家庭でも今回の講演について、お話しいただけたらと思います。