学校概要


生徒数・教職員数

学年生徒数
中学1年53
中学2年64
中学3年52
169
教員25
事務職員等5
30

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校章

生徒会ロゴマーク

2022年度

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校歌

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上野南中学校遺産

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  • 第1号 被爆アオギリ二世

広島市の「平和記念公園」に、アオギリの木が植えられています。
木の幹はずいぶん痛んでいますが、毎年、夏にはたくさんの葉をつけています。

 このアオギリの木は、1945年8月6日、原子爆弾が落とされたとき、逓信局(ていしんきょく)、今で言う郵政局の庭に植えられていました。

 8月6日、原子爆弾が落とされ、大きな音とともに、ものすごい熱と風がやってきて、一瞬のうちにアオギリの木の半分が焼け焦げてしまいました。

 ある年の春、真っ黒な炭のような幹から、小さな緑の芽が出ました。原爆で心もからだも傷ついた人々は、がんばって生きようとするアオギリを見て、勇気づけられました。秋には、実がなり、種ができました。このアオギリが、「被爆アオギリ」として、「平和記念公園」に移植され、多くの人々に守られ現在に至っています。

 被爆アオギリの種は、平和の尊さを訴えるため、全国の平和を願う人々のもとに届けられました。そのひとつが、本校の前身「丸山中学校」です。

 2005年、今から10年前、当時のヒューマンライツ部がその種をまきました。原子爆弾投下による放射能のせいで、何十年も草木が生えないだろと思っていたけれど、炭になった木から芽が出てきた感動・喜びを共感し、絶対に枯らしてはいけない、「ヒロシマの心を」受け継いでいきたいという強い思いをもって育てました。「被爆アオギリ」の子ども、「被爆アオギリ二世」です。

 丸山中学校の校庭に植えられ、2階の教室の窓の高さにまで大きく育ちました。そして、2012年の学校統合で、上野南中学校が開校したとき、上野南中学校の平和のシンボルとなるよう、本校校舎西側に移植されました。

 上野南中学校では、この「被爆アオギリ二世」の木を平和のシンボルとし、

① 平和の尊さを再確認し、争いごとのない暴力・差別のない学校にする。

② アオギリの木に託された多くの人の願いに立ち戻り、どんな困難にもくじけない学校にする。

という思いを込め、先輩から引継ぎ、後輩へと伝えていきたいと思います。
 また、毎週水曜日の「アオギリ学習」は、こうした意味を込めた学びの時間です。

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  • 第2号 夢

開校1年目(2012年度)に生徒会は、本校前身の丸山中・成和中の良さをいかしながら、手さぐりの中立ち上げていきました。

 2年目(2013年度)の生徒会は、先輩たちが立ち上げた生徒会を引き継ぎさらに上野南中らしさをつくっていくために、生徒会スローガン『二歩前進』を掲げ、上野南中学校をどんな学校にしたいか考えました。

一人ひとりが、夢を持ち、夢に向かって取り組める学校

 そのために、

一人ひとりがいつも笑顔でいられるように
一人ひとりがいつも楽しくいられるように
一人ひとりがいつも幸せでいられるように

 という願いを込め、『夢 SOUTH SMILE ENJOY HAPPY』のシンボルができました。

 その文字は、生徒全員と先生たち一人ひとりが書いたメッセージを貼り合わせたビッグアートになっています。

 3年目となる2014年度には、この『夢 SOUTH SMILE ENJOY HAPPY』を上野南中学校生徒会のロゴマークとして使用することになりました。
 この思いを先輩から後輩へ引き継ぎたいです。

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  • 第3号 アオギリの木の取り組み

上野南中学校では、2015年度から、南中祭の後には今日のMVPとして友達のがんばりやステキな所を、卒業式の前には卒業生と在校生がお互いへのメッセージを、1人1枚のアオギリの葉に記入し、全校生徒の葉を集めてアオギリの木の形に掲示して発表する取り組みを続けています。

 このアオギリの木の取り組みを通して、なかまの良さを見つけたり、みんなの思いを交流しています. 上野南中の伝統として、上野南中学校遺産登録第3号に認定し、この取り組みを生徒会で引き継いでいきたいと思います。

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