教育長より

伊賀市教育委員会

  教育長 澤田 剛

 

 暑すぎた夏が過ぎ、朝夕涼しくなりすっかり秋の訪れを感じる季節になりました。10月は、普段の学習活動に加え、校内外での行事等もたくさんあります。運動会や文化祭、修学旅行、社会見学等安全に配慮しながら実施していきますので、ご協力をお願いします。
 また、今年は全国的にインフルエンザの流行が例年になく早いようです。ご家庭におかれましても、お子さまの体調の変化にご留意いただきますようお願いします。

 さて、9月20日(日)に「伊賀市平和の集い」をハイトピア伊賀で行いました。その中で伊賀市中学生広島派遣団の派遣報告があり、8月に広島派遣に参加した市内10校の中学生が、「広島に行って学んだこと」や「平和を守るために自分たちにできること」を多くの参加者の前で、堂々と発表しました。この他にも三重県立上野高等学校の活動報告や広島県立広島皆実高等学校の活動報告、広島平和記念公園にある原爆の子の像のモデルである佐々木偵子さんの甥である佐々木祐滋さんによる平和に関する講演が行われました。次世代を担う中学生・高校生の発表や講演を通して、会場全体が平和を「自分ごと」として考えるきっかけとなりました。

 また、9月27日(日)に伊賀市・伊賀市教育委員会主催の「伊賀地区外国につながりをもつ子どもと保護者の進路ガイダンス」を上野東小学校で行いました。近年、日本での就労や永住する外国人の方も多く、伊賀市においても、高等学校に進学する生徒が増加しています。子どもたちが自分の希望する進路を切り拓いていくには、高等学校入学者選抜の制度等を十分理解するための機会を設け、進路保障に取り組む必要があります。そこで、多くの方々の協力を得て、外国につながりをもつ児童生徒・保護者を対象に、高等学校進学のための説明会を毎年開催しています。
 今年も200名を超える児童生徒・保護者の参加があり、意欲的に説明を聞いたり、高等学校の先生と真剣に話をしたりする姿がありました。また、「先輩からのメッセージ」ということで、高校生、大学生、社会人となった伊賀市出身の先輩たちから、中学生だった当時の気持ちを聴かせていただいたり、児童生徒へ向けての力強いメッセージをいただいたりしました。熱心に語ってくれた先輩たちの姿と数年後の自分の姿を重ね合わせて、自分のキャリアについて、自らの手で切り拓いていくための大きな1歩を踏み出せた機会になりました。